ある人通りの少ない商店街の子供服を扱っているお店ですが、その店は外観を見ると全然繁盛店に見えません。
しかし、すごく売り上げを上げているお店なのです。
１時間ずっと見ていてもほとんどお客様はお店に入っていきません。
しかし、売上が年間１億を超えるという驚異的な売り上げを誇っています。
なぜでしょうか。
それは、すべてはネットを活用しているからです。
専用サイトを立ち上げています。
今では洒落た備品も置いた専用の撮影ブースもあり、担当者もいるほどです。
このお店は有名ブランドの商品を置いているわけではありません。すべてノーブランドの商品です。
ですので、価格はそんなに高くありません。
かといって激安店舗でもないのです。
理由はどんなところにあるのか、一番重要なところは、ここで働いている方、全員がこのサイトのターゲットとなる子供さんがおられるからです
。
代表者ももちろん、みなさん小さなお子様がおられます。
その自分の子供に着せたいデザイン、柄、素材等を一番わかっている方が運営しているのです。
ですから、商品の問合せに対しても適切です。
皆さん自分が体験したことの話をされるので、具体的で納得のいく対応になります。
また、サイトに書かれている表現が、すべて母親目線なので、読みやすく、受け入れやすいのです。
細かいサイズの見せ方、返品のルール、兄弟姉妹の場合の提案等、自分たちが考えられるすべてのことをやろうとされています。それが品揃えでも伝わります。
ネットだからといって手を抜くことなく、発送の箱には手紙やプレゼントの小物、包み方まで丁寧にされています。
このような細やかな対応が信用に繋がっていきました。
初めの頃は、在庫で余った商品をなんとかネットで売ろうと始めた商売が、ここまで大きくなりました。
そして出発点は、お客様と同じ目線で商売をするということでした。
このことを忘れられているお店も結構あります。
もし、顧客があなただったら、自分自身から商品を購入するでしょうか。再度考えてみる良い例かもしれません。
※ビジョナリーソリューションズのメルマガ・ブログ・情報誌等で掲載されたものを編集しているため話し言葉になっていることをご了承下さい
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